なぜ、離婚ではなく再構築だったのか

家族

おことわり

全然美しい話ではありません。あしからず……

理由

理由をあげるとするならば3つかな。

・1つめは、彼にそうさせた要因が自分にもあると思ったから。
夫が不倫する2〜3年ほど前から、『夫婦の関係を見つめ直した方がいいな』と感じてはいました。
そして、その根本のひずみは私が作っていたと思う。態度はもちろん、言葉も荒く、今思えばモラハラみたいな事を彼に言った事もあった。
「ありがとう」「お疲れ様」「ごめんね」の人として最低限の声かけが出来なかった。
でも、その事に勝手に気付いて勝手に反省して、急に取って付けたような言葉を口にしたって、気持ちは感じられないし『おせーよ』状態。
そもそもするべきはそういう事じゃなくて、きちんとお互いに向き合う事だったんだよね。
でも、勇気が出なくて向き合えなかった…。
夫婦は鏡とはよく言ったもので、こちらがないがしろにしていれば、向こうも大切にはしてくれない。

・2つめはお金が無かったから。
子どもを2人抱えて生活できるほどの貯えも覚悟もなかった。

・3つめは夫から離婚してと言われなかったから。
どうしていくか、という話し合いの中で彼の口から「離婚したい」という言葉はなかった。
ただ、「子どもが巣立った後一緒に暮らしていけるかどうかは分からない」とも言われた。
私自身が離婚を望んでいたかどうか、と聞かれると、正直分からない。

自分はどうしたいのか

幸いなのかはわからないが、夫が不倫したのは単身赴任中。
しかも『単身赴任中のみ』とお互い割り切った関係だった。
私は顔もわからないし、距離もあるから近づけない。

友達からの忠告を聞いて、ラインの中身は見ずに削除した。
その後アンインストールして電話番号も変えた。
だから信用はできた。
あれが身近な人間で、会おうと思えば会える環境だったらまた答えは違ったかも。

ああいうことが起こった時に一番重要なのは、『自分がどうしたいか』ということを決めること。
でも、悲しみ・怒り・嫉妬・罪悪感…それぞれの感情、あるいはないまぜの感情が、波のように引いては寄せる中で決められなかった。

まだ、『彼に寄り添いたい』という気持ちが僅かばかり残っていた気もするし、『離婚してやらない』という変なプライドがあったような気もするし……

だからほんとは、何にも心配していない時から『まさか』の時にはどうするのか、心に決めておくことが大切だなと思った。
バカな話だが、私は彼がそういうことはしないし、できないだろう、と高を括っていた。
周りからの評判も良く、最初に不倫を疑った時も誰一人私を支持する人はいなかった。

だってみんなは私たちが何年も前からレスなことも知らないし、仮面夫婦になってるのを知らなかったから。
何年たっても仲良し夫婦だって疑わなかったから。

2度目はない

よく「浮気されると女は浮気相手の女に怒りを向けて、男は浮気した彼女に怒りを向ける」って言うけど、私は完全に後者だった。

しかも、完全にヤリチンの発想だが『不倫が許せない!』というよりも『自分だけ他の女とヤッてズルい!』という気持ちのほうが大きかった。

合わせて芋づる式に出てきた告白では、デリヘルでも本番行為をしたことがあると言う。
それを聞いて完全に私の中の貞操帯は錆びついて壊れてしまった。
街コンをキャバクラと同じだと言い、デリヘルとの本番行為もお金が発生しているからなのか、男としてのプライドなのか、何回も行ったことがあると何故か自慢げにのたまう。
挙げ句の果てに、単身赴任先で羽を伸ばしすぎて不倫に走るゲス野郎。

書いてたらやっぱり腹立ってきちゃったな…笑
そう来るなら、私にとって既婚者合コンはキャバクラだし、ママ活やヤリモクのマッチングアプリはデリヘルだと公言しよう。

てか普通に女性用風俗行にも行く。

それ以降はそれを信条に生活している。
そして次はない。
もし次があった場合、あらゆる関係者を調べ上げて、確実に両方から金を踏んだくって、かつ社会的に抹殺してから離婚の一択。

レス子

夫、子ども2人と共にアメリカ駐在中。
駐在の話が出る前から現在に至るまで
夫婦再構築真っ只中。
駐在中に再構築完了を目指します。

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駐妻レス子のキラキラ珍道中!

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