正式な辞令前にオンラインセミナー
アメリカ行きが濃厚になり始めて即座にしたのは、有名元駐妻ブロガーのBoiさんのオンラインセミナーへの申し込み。
何を隠そう、私はボイラーなのだ。
ブログで駐妻の会を見かけるたび
『私もあの中に入りたい!オフ会(違う)したい!』
と待ち望んでいたのだ。
だがしかし、いざオフ会(だから違う)の申込みをしようとするも丁度数日前に締め切られたばかり…
まだ申込みページ開くし、ダメ元で送ってみようかな…?
ダメならダメで断りのメールくるよね…?
そしたら勘違いして送っちゃいましたって言えばいいよね…?
なんて言い訳を考えながら申込みボタンをポチっとな!
そしたら、な、な、なんと!本当にたまたま空きができたとの事で、急遽滑り込ませて頂けました!
やってみるもんだなぁ〜!
そのセミナーでは、インスタなどで手に入るようなハード面の情報ではなく、ソフト面の心構え的な部分が大きかったかなと思います。
それが本当に私にとっては目から鱗ばかりで、気持ちが軽くなったのをよく覚えています。
このセミナーで私は、どんな心構えで、どんな立ち位置で渡米すれば良いかを教えてもらいました。
それがあったから、精神的に一番大変だった頃を乗り越えられたと心から思っています。
これから駐在に行かれる方は、最近はインスタでもそういった駐妻向けの、家族や夫婦の関係性についてのセミナーも見かけるので、一度検討してみるのもアリだと思います。
辞令が出て最初に準備したのはパスポート!
会社から正式に辞令をもらって、まず取り掛かったのはパスポート!
これも、別の駐妻さんのブログを読んでいて知った情報ですが、
『まずはパスポートを取らなきゃ始まらない!』
と書かれてあったのを覚えていて、パスポートを取りに行きました。
子どもたちはもちろんのこと、私もパスポートを持ってなかったので、3人分のパスポートを取るところからスタートしました。
意外とお金も時間もかかります!
パスポート取ったら次は予防接種!
次はトラベルクリニックで予防接種の予約!
病院を予約する時に行く国を伝えると、接種の必要なものを一覧で出してくれ、接種予定も全部立ててくれました。
私たちの時期は、コロナワクチンで予定がずれ込んだりしたので、早め早めに動いてこれは本当に良かったかな。
息子はコロナも含め、全部終わらせて渡米できました。
でも、娘はHPVとA型肝炎の2回目(だったかな?)はアメリカで打ちました。
HPVに関しては、私たちの赴任地では接種しないと学校へ通えません。
全2回で1回目と2回目を半年空けないといけなくて。
しかも、HPVのワクチンは2種類だけらしいのだが、同種のワクチンを2回打たないといけないらしい。万が一間違えると効果が無くなるので、ケアレスミスを減らすためにも、これは渡米してホームドクターを見つけてから打ってくださいと言われ、渡米後に受けた健康診断で打ちました。
並行してビザの申請!
お次はビザ!
これは全面的に夫がやってくれたんだけど…
思いつく個人情報はもちろんの事、SNSのアカウント名まで細かく聞かれたのには驚いた!
この申請の中ですっごく困ったことが1つありました…
それは、私の両親は私が5歳の頃に離婚してるんですが、離婚していても両親の誕生日や本籍(本籍はなかったかな?)などを記入して欲しいと記載されていた…
とりあえず『離婚の為不明』で申請。
でも夫から
「連絡があったときの為にわかるようにはしといて」言われ
「超絶面倒くせぇな…」
と思いながらもとりあえず家族に確認。
当然ながら誰も知らない……本籍どころか誕生日も知らない。
母親すら覚えておらず、母子手帳も紛失したらしい…
市役所に相談するも、今同じ市内に住んでいないと役所は手出しできない。
子どもだから遡れるんだけど、本籍地もしくは今現在住んでいる市に行かないと厳しい…
とそんな感じで説明されたような…
7〜8年ほど前に、父がとある市で『生活保護を受けているから家族の財務状況教えて』みたいな手紙が届いて、新手の詐欺かな?と思ったら本物だった事があって。
私の知る限り、そこが最後の彼の所在だった。
ただ、今もそこで生活しているのか分からないし、私は足を踏み入れたこともない、縁もゆかりもない土地。
ただでさえ運転が苦手な私が、そんな所にわざわざ出向いて骨折り損だった日にゃあ、立ち上がれない…
だが、私の記憶の中のモラハラDV野郎は、わざわざ本籍地の移動なんかしないだろう…
とたかをくくり、彼の実家のある市に本籍と誕生日の為だけに1時間かけて戸籍を取りに行くことにしました。
「自分の個人情報は守って欲しいけど、あいつの個人情報ごとき、子どもの中で1番まともな私には顔パスで開示しろよ…!!」と
至極自己中心的な怒りをにじませながらアクセルを踏んでいました。
そしてそこまで調べたにも関わらず、結局「不明」のまま詮索されることもなく過ぎ去って行った…
アメリカの監視社会にビビりすぎて、無駄に真面目なとこ出すぎちゃって、肩透かしをくらいました。こんなのアメリカではあるあるだと、その後嫌というほど思い知らされます……笑
あとはひたすら家の片付け!
私の場合、子どもたちもある程度大きく、多少学校を早退して予防接種へ行かなければならなかったりもしたけど、それ以外に大変なことはあまりありませんでした。
書類関係はチョロ助(ダンナ)がやってくれたし、ビザの面接でも私には一個も質問がなく、お腹を下すほど緊張していたチョロ助に対しても、行く理由と勤続年数くらいで、そんな小難しいことは聞かれませんでした。
でも、隣の人はめちゃくちゃ英語で質問されてたから、これもやっぱり人によるのだろう。
そして一番大変なのは家なんじゃないかなと思います。
我が家は一軒家ですが2世帯住宅の為、家を貸したり売る選択肢はありませんでした。
必然的に義理の母に管理を任せる形になりました。
なので、帰国後も使うものや大型家電もそのまま残してあります。
大型家電は帰国後も無事に使えるとは思っていませんが、一時帰国の時などはあった方が便利かな、位の感じで残してあります。
帰国後使わないが、使い切って捨てたいものは全てアメリカに持ってきています。
ですが、そんなラフな感じで出国準備ができる方はほとんどいないんじゃないかなと思います。
特に出国直前の調理器具やお皿なんかには本当に困りますよね。
皆さんどうしてるんでしょうか…?
ちなみに…
私は片付けが何よりも苦手です…
私たちより4か月早く渡米したチョロ助からは
「5年後も絶対に使うもの以外は全部捨ててきてね!」
といわれたものの、いるかいらないかの選別ができない…
なぜなら、全部いるから!(そんなわけない)
そのうえ、切羽詰まらないと始められない性格が輪をかけて片付かない…
10年住んだ家の中には隅の隅まで物が詰まっていて、ゴミが大量すぎて週2回の収集では間に合わず、直接清掃工場へ持ち込んでいました。
最後のごみも渡米前日に持って行こうと思ったら、まさかの休み…
そんな私を見かねた義母が
「レス子ちゃん、とにかくいるものだけ詰めなさい。あとはこっちで何とかするから」
と男前なことを言われ、その言葉を真に受けて、ゴミもガラクタも全て丸投げしてきました…
そんなありえない嫁、ここにいます…
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